免疫細胞は温度が高いほど活発化するため、体温が上がると免疫力がアップします。風邪を引いた時に熱が出るのは、体温を上げて免疫力を高めようとする作用だと言われています。

【体温を上げるための習慣】
・継続的に運動をする
体温が下がる主な原因は筋肉量が落ちることだと言われています。ウォーキングなど軽い運動を継続的に行うことで筋肉量を増やすことが体温を上げることにつながります。
運動することによって、血行が良くなり免疫細胞の働きが良くなる効果も期待できます。

・入浴は湯船につかる
シャワーで済ませず、ゆっくりと湯船につかる入浴を習慣にしましょう。半身浴もおすすめです。

・身体を冷やす食べ物を食べすぎない
甘いものや冷たいもの、生野菜などには身体を冷やす作用があります。こうしたものを食べ過ぎないよう注意しましょう。

お腹の底から笑った後は気持ちがすっきりして元気になるような気がしますよね。実は、笑うことによっても免疫力はアップすることがわかっています。笑うことによって免疫細胞が活発化するためです。
逆に、ストレスや怒り、悲しみなどは免疫細胞の働きを弱め、免疫力をダウンさせます。ストレスを感じた時や気分が落ち込んだ時などは特に、意識的にお笑い番組を観たり漫画を読んだりして大笑いしてストレスを吹き飛ばすようにしましょう。

たくさん笑うことによって血行も良くなるし、腹筋や横隔膜、表情筋などの筋力アップ効果も期待できて良いことづくめです。

免疫システムが正常に働くためには、栄養バランスの良い食事を摂ることが欠かせません。
免疫力アップ効果があるビタミンは、粘膜を強くする働きのある「ビタミンA」や、免疫細胞の働きを強めて免疫力を上げる「ビタミンC」、血行を促し抗酸化作用を持つ「ビタミンE」などです。

ビタミンAを多く含む食品
かぼちゃ、にんじん、レバー、ほうれん草など

ビタミンCを多く含む食品
トマト、いちご、レモン、キウイフルーツなど

ビタミンEを多く含む食品
アーモンド、ナッツ、たらこ、あんこうなど

上記のような食品を積極的に食べるとともに、サプリメントなども上手に活用して免疫力アップ目指しましょう。天然ビタミンCたっぷりの「カムカム」もぜひお試しくださいね。