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ドラゴンのワカ
別名、虹のワカとも呼ばれる、チムー時代のピラミッド型建造物です。宗教的な儀式の描かれた素晴らしいレリーフが残されています。レリーフを見た学者がドラゴンと思ったためにドラゴンのワカと命名された。
太陽のワカ・月のワカ
小高い山セロ・ブランコの麓、モチェ川との間、約60ヘクタールにも及ぶ広大な地域に残るモチェ王国の遺跡、基底部分が約228m×約136m、高さ約43mあったとされる太陽のワカは要塞であり、月のワカは宗教的な儀礼が行われる場所だったという。約500m離れて建つふたつのワカの間には町があり、政治的、経済的、宗教的に力を持つエリートが暮らしていたと考えられている。
太陽のワカは外からしか見れない。約1億3000万個の日干しレンガで作られた巨大な建物は大迫力。
月のワカは中の見学が可能です。月のワカの神殿は100年ごとに以前の神殿をすっぽり包む形でその上にさらに大きな神殿を建てるという形で増築されている。神殿は6層からなっていますが、数多くのレリーフが当時の色を残したまま保存されており、見応えたっぷりです。月のワカの南には博物館があり、発掘品を展示されています。モチェ文化の特徴である動物や人の形をしたユニークな土器類を多数展示している。