チチカカ湖

リマから約1402Km南にあるプノは、アンデス山脈のほぼ中央に位置する標高3827mの小さな町である。プノはチチカカ湖に浮かぶウロス島や近在のシユスターニ遺跡への観光拠点となっている。

チチカカ湖には「インカの初代皇帝マンコ・カパックがこの湖に現れ太陽の島に降り立った」という伝説が残っています。神秘的な雰囲気が漂う場所です。標高3890mにあり、琵琶湖の12倍（8300km2）の面積をもち、水深は281mあります。チチカカ湖の中央付近は、ペルーとボリビアの国境線が引かれています。汽船が運航しており、世界最高地点での運航です。

チチカカ湖といえば、ウロス島に思い浮かびます。トトラ葦を何層にも重ねたウロス島は、ふわふわとゆるやかな弾力がありクッションの上を歩いているようです。プノの桟橋よりモーターボートで約40分にウロス島に着きます。普通の島ではなく、トトラと呼ばれる水生植物を積み重ねた「浮き島」です。周辺には60の島が集まり、1世帯の小さな島から、200人が生活できるまでの大きな島までさまざま。大きな島には学校や教会などもあります。