パープルコーン(学名:Zea mays)は、南米では広く栽培されており、イネ科トウモロコシ属の1年草です。
乾燥した状態のパープルコーンは、一般的にアントシアニンが多く含まれる食材としてブルーベリー(558㎎/100g)やアサイー(320㎎/100g)等がありますが、それらと比べてパープルコーンは、100g当たりアントシアニンの含有量が1,642㎎という驚異的な含有量をほこっており、これはブルーベリーの約3倍、アサイーの約5倍の値となっています。
◇ パープルコーンエキス末 12:1の特徴
[和名] 紫とうもろこし
[英名] パープルコーン(PURPLE CORN)
[学名] MAÍZ MORADO - (マイズ モラド)
[現地名] マイズモラーダ/黒いとうもろこし
[その他の名称] Kculli
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【食品規格】
特徴 | パープルコーンエキス末は、100%水溶性、色々な製品に汎用できます。 濃縮エキス末です。 |
有効成分 |
アントシアニン・ポリフェノール |
規格書 | 有 |
有機認証 | JAS、EU、スターコーシャ |
取扱開始日 | 2011年9月~ |
デキストリン 配合量 |
0% |
検査・分析 | 輸入食品残留農薬試験、放射能検査、栄養成分分析、抗酸化分析 |
他社との相違 | 100%水溶性 |
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【パープルコーン資料】
育成地 | ペルーの赤道付近の海抜3000m以上の山間部でもあり海岸沿いの塩分を多く含んだ強風が吹き荒れる過酷な環境の中で栽培されています。 |
天然/栽培 |
栽培 |
分類 | イネ科トウモロコシ属の1年草。 |
ネイティブ伝承 |
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現地での使用例 | チチャモラーダジュース、チチャ酒にする。 サプリメントとしても多く使用されている。 |
海外での商品例 | サプリメント、食料品、食品染料 |
参考文献 | 紫とうもろこしは抗酸化能ならびにアンチラジカル反応速度を有する研究 |
その他 | トウモロコシを発酵させて作るチチャ酒はプレ・インカ時代の部族の首長や指導者が、様々な儀式で飲んでいた飲み物です。 アプ・コン・ティキ・ウイラ・コチャ神(文明の創造者であり、インカの宗教で最重要の神のひとつ)、パチャママ(母なる大地)やアプス(神聖な山)など、それぞれの神への捧げ物を献上する祈りの時や、祝い事や祭りの際、グラスから少量の酒を地面にこぼしてから飲む習慣があります。 これは良い酒や収穫ができたことをパチャママに報告し感謝するための儀礼であるといわれています。 インカ帝国においてもチチャ酒は非常に重要な飲み物でした。 このインカ帝国において、チチャの利用はアンデス中に最大限広がっていったと言われています。 インカ帝国では、政府によって労働賦役が課せられていましたが、その見返りとしてインカ主催の饗宴が執り行われていたことが、スペイン人の記録文書に記されています。 |
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